こんばんは、おりんです。
11月11日(日)の東区さんぽも、3回目の今回で最終回です。
東区高岳でモーニングをいただき、
歩いて大曽根、尼ヶ坂周辺を散策、
そして東大手へ到着しました。
東大手周辺には名古屋市役所や県庁があります。
名古屋城の近くにあるこれらの建物は、趣があってかなり特徴的。
また名城公園や金シャチ横丁など、注目のスポットもあります。
でもその少し東には、穴場の観光スポットがありました。
それが今回紹介する「名古屋市市政資料館」です。
名古屋市市政資料館
名古屋市市政資料館は、1922年に建設された建物を利用した資料館です。
元々は控訴院、旧裁判所でした。
歴史的な近代建築で、現存する最古の控訴院跡であり、国の重要文化財でもあります。
外観もさることながら、まるで映画のセットのような内装にも注目。
中には展示室があり、常設展示のほか、市民展示会も行うスペースがあります。
これだけの施設ながら入館料は無料。
名城周辺のお出かけスポットとしては、かなりオススメ度が高いです。
「名古屋市市政資料館」
- 住所:名古屋市東区 白壁1-3
- 時間:9:00~17:00
- 料金:無料
- 休館:月、第3木曜、12/29~1/3
セットのような建築
外観はかなり特徴的で、まるで宮殿のよう。
県庁や市役所と同じような近代建築です。
名古屋の有名な近代建築は、鶴舞公園の公会堂なんかですかね。
他にも意外と残っています。
内装も洋館のようで、かなりのインパクト。
入った瞬間、大きな階段にステンドグラスが目を引きます。
これだけの建物なので、映画のセットにも多用されていました。
最近ので知ってる作品は、阿部サダヲ主演「謝罪の王様」なんかですね。
控訴院だったこともあって、地下には牢屋もあります。
狭くて静かなので、ちょっとホラーですね。
2階には喫茶店
2階の奥には喫茶室があります。
中はカウンターとテーブル席があり、ガッツリ喫茶店でした。
今回はコーヒーとハムサンドを注文。
リーズナブルなのにめちゃ美味しかったです。
コーヒーはバランスタイプ。
味の広がりや主張は強くないので、飲みやすさは良い感じ。
ハムサンドは絶品すぎました。
パンのサクサク感とカラシのピリッと感で、どんどん進んじゃいます。
本当によく一発目で当たり引けたなってくらい美味かったです。
ここの喫茶室、かなり居心地が良かったです。
資料館の中の隠れ家的な感じなので、近所の常連さんもかなり多いみたいですね。
2、3階にある展示も充実
食事後は資料館としての館内を散策。
2Fは資料室や「愛・地球博」の展示でした。
3Fが常設展示。
当時の部屋を再現している部屋がいくつかあります。
この他にも裁判所の部屋もマネキンで再現してありました。
展示室は続いていて、名古屋の市政や歴史についてもパネルや模型で展示されています。
市民展示室で個展が開ける
3階東側は市民展示室が5部屋あります。
誰でも展示できるので、個展を開いてる人もいました。(出展は有料)
集会室もあって、いろんな使い方ができるのがいいですね。
人とのつながりを作るコミュニティスペースとしても機能しています。
「名古屋市市政資料館」のまとめ
名古屋市庁舎、県庁の東奥にあった「名古屋市市政資料館」
お堅い博物館ではなく、芸術的な造りと交流の場が注目のスポットでした。
撮影はここまでですが、そのあと栄、大須エリアをぐるりとし、名駅で夕食、金山まで歩いて帰りました。
ひたすら歩いて喋る旅。
体力的にはかなり疲れますが、心はすごくチャージできました。
歴史的建築は他にも。
オススメエリア 覚王山周辺には「昭和塾堂」があります。
名城周辺の隠れた名所は西側にもあります。
ビル街の中にある大きな神社「愛知県護国神社」と「那古野神社」は必見。