犬山には犬山城をはじめとする城下町だったり、明治村・リトルワールドなどのテーマパークだったりと、注目の観光地が盛りだくさん。
一日観光や、食べ歩きをする方も多いと思います。
ですが、何回もリピートすると他のスポットも気になってきませんか?
そこで今回は犬山城下町をさらに楽しむなら、チェックしたいスポットをご紹介。
それが「成田山 名古屋別院大聖寺」です。
成田山 名古屋別院大聖寺
千葉県にある有名な寺院「成田山新勝寺」
「成田山」という名前を一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
今回紹介する「成田山 名古屋別院大聖寺」は、その別院として建てられた真言宗の寺院。
不動明王を本尊とする寺院で「犬山成田山」とも呼ばれています。
創建は1953年。
千葉にある成田山に行くのは遠いので、東海圏の信者のためにと創建されました。
それほど歴史は古くないですが、荘厳な雰囲気が漂っています。
ご利益は商売繁盛、家内安全、交通安全などなど。
特に交通安全のご利益で有名みたいですね。
見どころ
本殿含めて、全体的に朱色が鮮やかに映える美しさが目をひきます。
また紅葉も見どころの一つであり、秋には紅く染まる景色を楽しむこともできます。
ですが、成田山には本堂以外にも見どころがたくさん。
それでは順に紹介していきます。
明王門
駐車場には大きな門「明王門」があります。
視界いっぱいに広がる姿は圧巻。
三十六童子
本堂裏には、赤銅色の像が複数体ありました。
こちらは三十六童子と言われ、個性的で知名度の高い「犬山桃太郎神社」の像も制作した「浅野祥雲」が制作。
新生大仏
本殿の裏にある駐車場には大仏がおりました。
こちらの「新生大仏」は、犬山成田山が創建して2年後の1955年に建立。
大仏の辺りは広場で、大仏の周囲は高台になっていました。
成田山からの景色
大仏周辺の広場からだと、眼前に広がる犬山の町並みを見渡すことができます。
犬山城下はもちろん、木曽川を挟んで岐阜の山々まで一望できるため、花火大会時には多くの人が足を運んでいました。
アクセス
電車
「犬山遊園駅」 徒歩 約10分
駅の東が成田山になっていて、その上に大聖寺があります。
駅側から歩いて行くと、駐車場を横切って大聖寺の裏手に出ます。
初めての時は地図を見ないと、どこまで進んで曲がっていいのかわかりにくいかもしれません。
「犬山駅」 徒歩 約20分
犬山城下町に出る方の西口ではなく、反対の東口から出て北を目指した方が、早くてわかりやすいです。
犬山駅側から行くと成田山の正面に出るので、正門である明王門から登ることができます。
駐車場
駐車場は無料で600台分あります。
かなり広く、交通安全がご利益の寺院ということもあり車で来る方も多いです。
余談ですが、かつては駐車場に「モンキーパーク」までのモノレール駅がありました。
犬山遊園駅から繋がっていて、山を越えた先にあるモンキーパーク駅までの中間駅だったようです。
現在もあればモンキーパークまで行くのも便利だっただろうなあ。
まとめ
犬山成田山は戦後、千葉・成田山の別院として建てられた寺院。
鮮やかで荘厳なその姿は見ごたえありです。
また犬山を一望できる高い位置にあるため、見晴らしも抜群。
本堂側から南を眺めれば、眼下には車のライトが輝き、視界を上げれば名古屋の夜景まで見ることができます。
まさに“観光スポット”な「成田山 名古屋別院大聖寺」
犬山観光に来た際はぜひ一度、足を運んでみてください。
「成田山 名古屋別院大聖寺」
- 場所:犬山市犬山北白山平5
- 時間:9:00~16:30(祈祷7:00~15:00)
- 休み:無休
- 料金:無料(祈祷 ¥3,500~)
- HP:犬山成田山
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「犬山成田山」から見る花火はまさに絶景。
犬山城、木曽川と合わせて撮影できるため、花火の撮影スポットとしてもポイント高いです。