こんばんは、おりんです。
8月10日の犬山さんぽ。
今回からは、楽しんだスポットについて詳しく紹介します。
さんぽまとめはこちら。
1回目は犬山祭の山車やカラクリを展示している施設、「どんでん館」です。
民俗文化財を間近で楽しむことのできる「どんでん館」の魅力について紹介します。
1階
「どんでん館」は、国の重要無形民俗文化財である「犬山祭」の山車やカラクリなどを展示している施設です。
「どんでん」とは山車の片側を持ち上げて180度回転させることを言い、山車の展示館ということで名前の由来にもなっています。
まずは入ってすぐ。
骨組みだけで着飾ってはいませんが、からくりがありました。
このカラクリは自由に操作することができます。
ヒモを引っ張ると、顔と手足が動きました。
下から引っ張って操作することや、顔が左右に動くのは日本以外では珍しいようで、海外のお客さんから好評だそうです。
一階には休憩所である和室があります。
入り口から奥までが細長い土間になっていて、これは城下町の町屋造りを再現したもの。
そんな廊下にも展示がありました。
山車展示
一階の奥にはメインの出し物である「山車」が展示されています。
「犬山祭」は国の無形民俗文化財ですが、展示されている山車自体も愛知県の有形民俗文化財です。
山車は正面に2台、横に1台の計3台、展示されていました。
本当は4台ですが時期により点検などで3台になるようです。
今回はそのタイミングだったのかな。
かなりの大きさで、二階部分にまで達します。
口頭での説明では9m、4t
ですがHPには8m、3t超と記載。
どのみち、かなりの大きさですね。
山車には提灯が365個付いています。
これは「須成まつり」の巻藁舟と同じですね。
展示ホールには照明がついていて、6分間隔で犬山祭の様子を音声と照明にて再現してました。
この際、山車の提灯にも明かりがつきます。
2階からも山車が見られます。
今回は行ったのが早かったこともあり、係員さんがたくさん解説してくれました。
二階 展示室
2階に上がると展示室があります。
正面中央のビデオでは、犬山祭の様子に密着した映像を見ることができました。
展示室後部には金襦袢(きんじゅばん)と呼ばれる着物などが展示。
お祭りのときに参加者が着る服です。
また展示室左右の壁にはパネルがあり、犬山についての歴史も紹介されています。
二階 交流サロン
展示室を出ると交流サロンになっています。
奥が会議スペースになっていて、地域でのまちづくり活動の拠点として利用することができます。
階段と交流サロンの間には、犬山祭を再現した動く模型展示がありました。
ちなみに建物などの模型は紙で作られています。
「どんでん館」のまとめ
犬山の無形民俗文化財「犬山祭」の山車や着物などが展示されている施設「どんでん館」
実際に祭りで使われる山車は、有形民俗文化財でもあり必見です。
この日はお土産もサービスでもらえました。
入場料は100円とかなりオトクなので、城下町散策のついでに足を運ぶにはグッド。
休憩所もあって、立ち寄るメリットしかない施設でした。
「犬山どんでん館」
- 場所:愛知県犬山市 大字犬山字東古券 62番地
- 時間:9:00~17:00
- 休み:12/29~31
- 料金:100円(中学生以下無料)
- HP:どんでん館 « 犬山観光情報
山車とカラクリなら有松もオススメ。
10月の第1日曜日には「有松天満社 秋季大祭」に合わせて、「有松山車まつり」が行われます。