こんばんは、おりんです。
7月21日に名駅の東側エリアをお散歩してきました。
名古屋駅東側はかなり栄えていますが、名駅北東エリアの西区 那古野まで進むと下町の風情が味わえます。
位置的には名古屋城と名古屋駅の中間あたりですね。
そんな下町情緒あふれる西区 那古野、円頓寺周辺をお散歩しました。
円頓寺商店街
@円頓寺入り口
名古屋でもっとも古い商店街、円頓寺商店街。
かつては、昨日紹介した堀川駅や市電(路面電車)もあり、交通の便が良くて賑わっていました。
現在は、昔ながらの穏やかな商店街といった雰囲気。
ですがシャッター街というわけではなくて、むしろ近年は再注目されています。
それは新しいものを積極的に取り入れているから。
ゲストハウスを始め、歌舞伎カフェやボルダリング施設などが、続々とオープンしています。
またフランス、パリ最古の商店街とも姉妹提携したため、パリ祭も行なっているなど、グローバルでもあります。
円頓寺商店街
2015年に改修されたアーケードは、太陽光を取り込む半透明な作りに。
そのため昼間は自然光が取り込まれ、明るくて開放的です。
老舗が立ち並ぶ中にも、新しい文化が混ざり合っている様はまるでテーマパークのよう。
最古の貫禄を残しつつも、先進的な商店街です。
長久山 圓頓寺
圓頓寺
商店街の中にあるお寺、こちらが円頓寺商店街の名前にもある「円頓寺」
1654年に創建され、先述の通り物流の要所である堀川沿いということもあって、寺を中心に一帯が栄えました。
商店街からは門越しに、その姿を見ることができます。
また本堂内には「鬼子母神」があるそうです。
こちらは安産祈願にオススメだとか。
「長久山 圓頓寺」
- 場所:名古屋市西区 那古野 1-11-7
- HP:円頓寺
祭り
ハリボテ
円頓寺商店街と、道路を挟んだ西側の円頓寺本町商店街では、お祭りの準備が行われていました。
商店街は年中ぬいぐるみなんかが吊るされていて、華やかに飾られているイメージがあります。
祭りの看板
7月25日~7月29日の4日間、看板にもあるようにお祭りがあるようです。
そのため、商店街にはいろいろな装飾が。
店舗の前で製作している方もいました。
期間中は他にも色々催しがあるようで、パレードなんかもやるそうです。
名古屋最古の商店街ですが、先ほどのパリ祭しかり、イベントも多く華やかで活気があります。
金刀比羅神社
金刀比羅神社
商店街の一角に佇む小さな神社、金刀比羅(ことひら)神社。
円頓寺商店街を五条橋側から入って歩くと右手にあります。
横から見た図
道の角にポツンと立っています。
夕方ごろに行ったので、橙の明かりが優しくて綺麗でした。
社殿
中は小さくて、二人入るのがやっと。
ですが本堂の横にはたくさんの絵馬がありました。
絵馬は神社の向かいにある「松川屋道具店」にて販売されています。
香川県から取り寄せているそうです。
また神社には「名古屋弁おみくじ」というものもありました。
一回100円でできるようです。
小さいながらも、円頓寺商店街と同じで独創的なアイデアで盛り上げようとしています。
絵馬
ちなみに、絵馬の中にはお笑い芸人「ハリセンボン」のお二人の絵馬もありました。
ロケで来たのでしょうか。
「金刀比羅神社」
- 場所:名古屋市西区 那古野1-6-16
まとめ
円頓寺商店街は、歴史のつまった古き良き商店街でした。
なのに新しい波を感じることもできる、多様性に富んだエリアです。
地域を巻き込んで活気付いてる姿は、これからの地方活性のヒントになるかも。
ゆるく楽しく、下町の雰囲気を感じられるオススメスポットでした。
周辺には名古屋城だけでなく、大きな神社も見どころ。
名古屋の歴史に存分に触れてください。
岡山の駅西も、円頓寺商店街に似たような雰囲気でした。
岡山旅1日目の奉還町商店街もゆったり楽しめます。