こんばんは、おりんです
4回に渡って書いている名城公園周辺のおさんぽも、今回で3回目。
初回はこちらです。
今までは名城公園に隣接したスポットを歩いてきましたが、今回は名城公園から少し離れ南側にある官庁街へ。
そこには都会にオアシスともいうべき、自然に囲まれた大きな神社がありました。
愛知縣護國神社
本殿
名古屋城の南にある官庁街、その中には大きな神社が佇んでいます。
それが「愛知縣護國神社」
明治2年に建立され、1853年から二次大戦までの愛知県の戦没者たちが祀られている神社です。
と同時に、警察、消防関係の殉職者も祀られています。
また学業、交通安全にご利益のある神社でもあります。
境内
境内は森に囲まれていますが、面積はけっこう広いです。
周囲に大通りがあるとは思えないほど静かで、ゆったりとした感じを受けました。
狛犬
社殿の手前には狛犬像がおります。
一般的な神社の狛犬に比べて、たくましいような気もしますね。
地図
東側の森には戦没碑があります。
幕末の戊辰、西南戦争から始まり、日清・日露、二次大戦の戦没者の碑が建てられています。
鳥居
南にある大通りからの入り口です。
大通りから北側の外堀に向かい、橋を越えると左手に立派な鳥居が建っています。
ちなみに橋の右手には、外堀を囲むように大きな石垣もあって、それも見どころの一つです。
社務所
名古屋城側から来る場合は、こちらの社務所を通りました。
名古屋城正門から南に向かい官庁街の中を歩くと、大通りに近づくにつれて木々が多くなってきます。
その中にある細い道が、神社の社務所へ通じていました。
こちらの道だと、ちょっとした探検気分を味わえて楽しかったです。
「愛知縣護國神社」
- 場所:名古屋市中区三の丸 1-7-3
- 料金:無料
- 駐車場:無料
那古野神社
境内
愛知縣護國神社を出て大通りへ戻ると、南西の道沿いにまた大きな神社がありました。
それが次のスポット、「那古野神社」です。
道沿いからだと塀に囲まれた裏側しか見えないので、さらに近づきます。
鳥居
中区とはいえ丸の内の外れにあるので、そこまで栄えている場所ではありません。
でもこの大きさの鳥居が道に出てくるのは、ちょっと異色ですね。
本殿
中に少し進むと、右手に本殿があります。
911年に創建されたと考えられている神社で、津島牛頭天王社(現在の津島神社)を総本社とする天王社の一つです。
歴史は古いですが、戦火で焼失して再建されています。
こちらにはスサノオとクシナダヒメが祀られていて、7/15、16には天王祭が行われます。
ちなみに、右に曲がらずそのまままっすぐ進むと、末社の「金山神社」もあります。
福壽稲荷社
那古野神社本殿のすぐ横に立っている鮮やかな鳥居。
こちらも末社「福壽稲荷社」です。
狛犬
その隣、末社の「福神社」
先ほどの護國神社の狛犬とは打って変わって、可愛い感じの狛犬がおります。
「那古野神社」
- 場所:名古屋市中区三の丸 2-3-17
- 料金:無料
- HP:なし
名古屋東照宮
唐門
那古野神社の本殿から、2つの末社を挟んですぐ横。
そこに「名古屋東照宮」があります。
名古屋東照宮は、徳川義直が父・徳川家康の三回忌に大祭を行い、その翌年に建立。
義直はあの金鯱横丁の「義直ゾーン」の元ネタでもある、尾張藩初代藩主でしたね。
この写真にある唐門と呼ばれる門の奥に、本殿があります。
明治8年に現在地に遷座し、那古野神社と並ぶことになったそう。
4月16、17日に例祭があり、かつては名古屋最大の祭でしたが、現在では山車が一台現存するのみとなっています。
東照宮側 鳥居
那古野神社の入り口とは反対側に、東照宮の入り口があります。
繋がっているのでどちらからでも入ることはできました。
こちらは鳥居をくぐって左手に進むと参拝できます。
また左側に社務所があります。
「名古屋東照宮」
- 場所:名古屋市中区三の丸 2-3-37
- 料金:無料
- 駐車場:無料
まとめ
名城周辺の観光といえば名古屋城がメインですが、その周辺にもたくさん見どころはあります。
今回は特に歴史的なスポットである神社を紹介しました。
御朱印巡りをしている方にはもちろん、メジャースポットを周り尽くした方なんかにはオススメだと思いました。
名古屋城からも近いので、合わせて押さえておくにはいいスポットです。
南区にもスサノオを祀っている神社がありました。
かなりローカルなスポットです。
有名な神社を巡る旅なら、神社好きでなくても楽しめます。
日本三大鳥居で有名な、福井県の氣比神宮に行ってきた話はこちら。