こんばんは、おりんです。
10月7日、有松で行われたお祭り「有松山車まつり」に行ってきました。
「有松山車まつり」は有松の伝統あるお祭りで、毎年多くの人で賑わいます。
で、このお祭り。
昼と夜の二部構成なんです。
僕は去年、昼の部には行ったんですが、夜の部はいきませんでした。
2017年の有松山車まつり(昼の部)はこちら。
ということで、今回は夜の部に初参加。
そこで、昼とはまたひと味違う魅力を紹介します!
「有松山車まつり」とは
有松伝統のまつり「有松山車まつり」
名古屋市の指定無形民俗文化財にも登録された、歴史あるお祭りです。
150年近く前に造られた3台の山車が、有松の町並みの中を曳かれます。
また山車の上にある、からくりの演舞も見ることが出来ました。
町の雰囲気と相まってタイムスリップしたかのようです。
それとこの日は、有松天満社の秋季大祭も合わせて行われ、町の西側「有松天満社」には露店が出ています。
そしてこのお祭りは昼と夜の二部構成。
お昼の部については冒頭に紹介した、昨年の山車まつりに記載しています。
では、夜の部は一体どうなっているのでしょうか。
「夜の部」のスケジュールと見どころ
18:00~ 照らされた山車
提灯によって山車が照らされています。
山車は「有松の町並み」の西端、ゲストハウスmadoさんの近くで山車は準備していました。
提灯で飾り付けされ、昼とはまた違った姿を見せる山車。
山車自体も美しいですが、町も提灯でライトアップされています。
18:30~ 山車をみんなで引っ張ります
法被を着た実行委員の方々のアナウンスで、綱が道に伸ばされていきます。
祭りに来た一般客も引っ張っていいとのこと。
18:30になると、この縄をみんなで引っ張り山車は動き出します。
スペースがあったので僕も実際にやってみました。
ゆっくりですし、かなりの人数なので重いということはなく。
子ども達が掛け声とともに引く姿が可愛らしかったです。
なんだか小学校時代の綱引きを思い出しました。
有松の町並みを横切る横断歩道も交通規制。
山車は東側へ進みます。
19:30~ からくり奉納
山車は「有松絞り会館」へ向かいます。
昼だと駐車場に3台並んで奉納が行われますが、夜の部では先頭車両から1台ずつからくり奉納。
見事なからくりの技術を堪能できました。
特に注目は2台目。
なんと、カラクリが字を書くんです。
書かれたのは「宝」とのこと。
遠くなので見にくいですが、確かに書かれていました。
また書き終えたあと、男の人が2人登ってきて、手ぬぐい(?)を投げてました。
蟹江の「須成まつり」みたいですね。
あと3台目はカラクリ奉納せず、スルーして進んでいきました。笑
20:30~ 車切り
からくり奉納をしている間、進んでいった1台目は次の演目が行われる橋へ。
ここからは町内ごとの男衆によって、山車を持ち上げ回転させる「車切り」が行われます。
橋の付近にロープが張られ、回転するスペースを確保。
スペースは広めに取られます。
そして、早速1台目の車切り。
写真では表しきれないほどに、熱気と迫力がすごいです。
観客も歓声をあげるだけでなく、回転が足りないと煽ったりもしてました。
(かなり重そうなのに、鬼だ。笑)
有松の町並み東側、松野根橋にて「夜の車切り」
— おりん (@nniro_san) 2018年10月7日
山車の片側を浮かせ、大きな掛け声とともに回転させてました pic.twitter.com/MfAtKp8Yqn
Twitterにて車切りの動画もあげてます。
3台とも大迫力の車切りを見せてくれました。
山車の通った後には、車輪の跡がくっきりと残っていました。
山車会館にも潜入
帰り際、山車会館1階に入ることが出来ました。
山車会館は有松山車や天満社秋季大祭について展示している施設です。
1階には山車が入る倉庫。
その奥は和室になっていて、猩々が。
お祭りで活躍した後ですね。
愛知の山車に関する博物館ではおなじみの「からくり体験」
カラクリ演舞の際、重要なゼンマイとなるクジラのヒゲの実物も見せていただきました。
まとめ
有松山車まつりは、昼も夜も見どころ満載で楽しかったです。
お昼の部は秋季大祭と合わせて、すごい人で賑わいます。
夜も夜で、見どころとなるポイントには人がいっぱい集まります。
あと一体感がすごくて、地元のお祭りに参加してる感じがあっていいですね。
ゲストハウスmadoに泊まって、周辺施設を見学して予習しながら、昼夜ともに参加してみるのもアリです。
名古屋には、マイナーながらも幻想的なお祭りが。
それが栄、大須から近い「洲崎神社」のちょうちん祭りです。
先ほど触れた「須成まつり」も伝統的なお祭り。
町が一帯となって盛り上がる点も似ていて楽しめました。