今回のおさんぽは愛知県名古屋市の北、西春日井郡 豊山町にある『あいち航空ミュージアム』と『エアポートウォーク名古屋』、『県営名古屋空港』に行ってきました。
空港周辺は工場が多く、飛行機の開発・量産だけでなく宇宙事業にも着手。
「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」という、航空宇宙産業が盛んな特区に指定されています。
「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」は、欧米先進地域と肩を並べる、アジア等新興国の追随を許さない航空宇宙産業の一大集積地の形成を図るため、総合特別区域法に基づき国から指定を受けた国際戦略総合特区です。
http:// http://www.pref.aichi.jp/kikaku/sogotokku/about/
工業の発達した東海地方だからこそですね。
そんな豊山町 空港周辺の見どころを3箇所紹介したいと思います。
1.あいち航空ミュージアム
昨年11月末に出来た『あいち航空ミュージアム』
県営名古屋空港に隣接した、飛行機に関する博物館です。
入館料金は大人1000円、高大生800円、小中学生500円となっています。
料金だけ見るとちょっと高いかも。
愛知県内のいくつかの施設との共通券も販売されているので、オトクに回ることもできます。
航空ミュージアムのエントランス
券売所では客室乗務員のような服を来たスタッフが受付してくれます。
チケットにはQRコードがついており、入場はチケットをかざすだけ。
エントランスから空港にいるみたいな演出です。
ちなみに、おまけで『日本の名機100選』のうち一機のカードも貰えます。
余談ですが『あいち航空ミュージアム』の名誉館長は、映画監督の堤幸彦氏だそうです。
選定理由は「幅広い発信力があるから」だそうですが、実は初めて知りました。
- 「あいち航空ミュージアム」
- オープン:2017年11月30日
- 住所:愛知県西春日井郡 豊山町大字豊場(名古屋空港の南側)
- 時間:10:00〜19:00
- 休み:火曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金:大人1,000円、高大生800円、小中学生500円、未就学児無料
展示の内容
入ってすぐ左には、飛行機や航空産業の歴史を紹介するパネルと共に、『日本の名機100選』に選ばれた飛行機の模型が展示されています。
縮尺は全て1/25で統一されているので、ひと目で大きさが比較できます。
一階には実際の飛行機が格納されており、飛行機やヘリコプター、零戦なども展示。
飛行機のパーツやコクピットの機械なども見られます。
飛行機は全然詳しくないですが、三菱重工製の飛行機が展示されています。
体験ブースも充実しており、職業体験や工作教室、フライングボックスなどがあります。
屋上には展望台があり、名古屋空港の滑走路を眺めることができます。
ハンモックがあるので、寝転んで飛行機の離着陸を見るなんてことも可能。
館内2階にはカフェがあったり、至る所に休憩用に飛行機の座椅子が置かれているので、ゆったり楽しむことができます。
アクセス
車で来る場合は『県営名古屋空港』の駐車場(有料)か、『エアポートウォーク名古屋』の駐車場(無料)が利用できます。
公共交通機関は名古屋駅、栄から『名鉄バス』『あおい交通』の2社が利用できます。
料金は2社とも700円。
名古屋からバスで来る際は『あいち航空ミュージアム』前まで繋がっているので、『県営名古屋空港』に用がなければ通り過ぎて下さい。
名古屋空港で降りると微妙に歩くことになります。
名古屋駅からの場合、直通である『あおい交通』の方が早いみたいですね。
『名鉄バス』は栄を経由するので、40分ほどかかります。
その他にもJRや名鉄電車を利用する手段もあります。
ただ駅から距離があり結局バスを乗り継ぐことになるので、最初からバスを使った方がいいです。
2.エアポートウォーク名古屋
『あいち航空ミュージアム』に隣接し、渡り廊下でつながれた商業施設が『エアポートウォーク名古屋』
4階建てのアピタ系列のショッピングモールです。
1、2階はアピタと専門店街になっています。
注目は3、4階。
実はココ、『旧名古屋空港国際線ターミナルビル』を再利用した施設になっています。
3、4階は空港であった頃の名残
3階にはフードコートと『namco HEROS CAMP』
ウルトラマン好きにはたまらないゲームセンターになっています。
4階は書店とレストラン街で、3階の様子を眺めることもできます。
- 「エアポートウォーク名古屋」
- 住所:愛知県西春日井郡 豊山町豊場林先1-8
- 時間:9:30〜 順次開店
エアポートウォーク名古屋【HOME】|県営名古屋空港隣の大型ショッピングセンター
3.県営名古屋空港
名古屋市の北にある空港で豊山町、小牧市、春日井市、名古屋市にまたがる大きな飛行場。
現在は国内線のみでFDA(フジドリームエアラインズ)が運航しています。
かつては名古屋の主要な空港でしたが、『中部国際空港セントレア』開港に伴い縮小。
そのため空港自体はかなり小さいですね。
3階 展望デッキからの眺め
空港の見どころは展望デッキですね。
奥には『航空自衛隊 小牧基地』が見えます。
消防や警察の航空隊基地も敷地内にあり利用しているため、観光向けというよりは実用的な空港になってます。
展望デッキには家族連れが数組来ていました。
飛行機利用者以外でも来るみたいです。
滑走路にはカラフルな飛行機
- 「県営名古屋空港」
- 住所:愛知県西春日井郡豊山町大字豊場
- 時間:6:00〜22:00
・まとめ
名古屋の空路を長年担っていた『県営名古屋空港』と、国際線ターミナルを再利用した『エアポートウォーク名古屋』
そして、空港敷地内に新しく建てられた『あいち航空ミュージアム』
名古屋の空に関する施設を回って、また新しい視点から名古屋を楽しむことが出来ました。
航空ミュージアムは体験やイベントが多いので、飛行機ファンだけでなく親子連れにもオススメ。
商業施設『エアポートウォーク名古屋』もあるので、親子連れには特にオススメのエリアです。
愛知県内のもう一つの空港、「中部国際空港セントレア」についてはこちら。
こちらは空港内にお店やイベントスペースがあって楽しむことができます。
愛知県の他の地域を楽しむなら電車旅がオススメ。
一泊二日で愛知を満喫できるルートです。