こんにちは、おりんです。
おふみさんの『ミニマリストの部屋づくり』を読みました。
おふみさんの本はイラストが多く、漫画感覚でイメージしやすいと思います。
内容も一人暮らしさんや、主婦には嬉しい掃除のマメ知識盛りだくさん!
一家に一冊欲しくなる、そんな本でした。
内容紹介
chapter1ではモノの選び方、手放し方についてです。
衣類・家具・趣味用品など、モノごとに処分法やリサイクル法を紹介しています。
モノを持つ段階から、フィルターを通して厳選するクセを付けると、お気に入りに囲まれた生活ができると思いました。
ちなみに、僕はこの本で一日一捨を学びました。
ooorinnposu.hatenablog.com
chapter2ではさらに踏み込んで、収納法について触れています。
収納法はミニマリストでなくとも真似できる内容が満載!
今すぐにでも試したくなります!
chapter3では部屋の飾り方。
ミニマリスト部屋のガラリとしたイメージを崩す工夫が満載です。
スッキリとした部屋に、お気に入りを足していく。
個性の演出とともに、おしゃれに見えるポイントも勉強になります。
また掃除法や管理法まで、実用的な内容もバッチリ押さえられてます。
chapter4は習慣
日々の暮らしで意識していることを、モノに限らず紹介しています。
モーニングページも紹介されていました。
(※朝起きたら3ページ、頭に思い浮かんだことをなんでもいいから書き出す取り組み。脳をスッキリさせる効果がある。)
ミニマリストになるメリット
さて、ここでまずは「ミニマリスト」になることは、具体的にどんなメリットがあるか考えます。
まず、「ミニマリスト」とは「最小限主義者」のこと
っていうと最低限の生活をしていると誤解されがち。
大事なのは「自分にとっての」必要最低限
これを理解している者こそが、真にミニマリストだと思います。
それはつまり「足るを知ること」(またか!笑)
自分にとって必要なモノを残し、不要を削る
これはモノに限らず、人間関係にも言えます。
これこそがミニマリストであり、基準となる「最小限」は本人次第です!
前置きが長くなりましたがメリットは
「ゆるく生きられること」
これに尽きると思います。
例えばこのツイート
週5日、40時間越えで残業ばかり、終わったら飲み歩いて愚痴を言うだけの人生
— おりん (@nniro_san) 2017年8月14日
週3、4日で、収入は少ないけど、休みは家で好きな事して、たまにはゆっくり温泉なんかいく人生
どちらが幸せかはそれぞれ
でも、ゆるく生きられるのは明らかに後者
無駄な負担はかけるべきじゃない
理想は毎日好きな事して、生活が成り立てる基盤を作ることが出来る
— おりん (@nniro_san) 2017年8月14日
昔より手段は増えたけど、決して楽な道ではない
なら、極力無駄を削ぎ落とせばいい
それこそがミニマリズムだとおもう
自分にとって無駄が多いと、精神も時間も、お金まで奪われます。
ならばそれらを削る、そして必要なものにつぎ込んだ方が有意義!
余計なモノが減ると、時間に余裕が生まれます!
するとモノの管理から解放され、心にも余裕が生まれる
結果、その余裕は自分に向くんです!
余裕のないカツカツな生活よりは、余裕のあるユルユルな生活の方がいいと思いませんか?
ゆるく考える
次は実践的な話に移ります。
まず、捨てるのも使うのも無理はしません。
捨てるのにはエネルギーがいります。
片付けがうまく行かない時もあるでしょう。
そういう時は無理に捨てません。
また気に入らないものを使うのもエネルギーがいるもの。
「せっかく買ったし」、「貰い物だから捨てるのは悪い」と思う時点で、本当にお気に入りではないので使っても心が踊りません。
無理に使ってるなと思ったら手放しましょう。
また、ただ効率化するだけじゃなく、ゆるさも残します。
それが「愛すべき不用品」
確かに生活には最低限あればいいです。
でも生活には不要だけど、「自分にとって大切なモノ」もあるはず
それは残します!
なぜなら、そこで残ったものこそが「自分を象徴するもの」なんじゃないでしょうか!
ただ捨てるのはミニマリストの本質ではありません。
減らす中に、いかに「自分にとってのお気に入り」を見つけられるか。
これが大事なのです!
代用する
本書では消耗品(靴下、タオルなど)の管理についても触れています。
だいたい何年周期で買い換えているかも載ってるので、参考にしてみてもいいと思います!
さて、中でも特に気になったのが代用
衣類を捨てる前に、雑巾替わりにしたりはよくやりますよね?
これってつまり、「モノ本来の機能に縛られなくていい」んだと思います。
柔軟に考えると他の使い方が見えてきます。
そうすれば、意外とそれ専用の品というものは不要だと気づけます。
そうすると、自然とモノを持つ数は減るんです!
便利なモノはなんでも手に入る時代
— おりん (@nniro_san) 2017年8月14日
だからこそ、あれもこれもと足すんじゃなく、
引き算で本当に必要なモノを選ぶ必要がある。
多機能な家電は便利だし、複合されてるからそれ一つでいい
— おりん (@nniro_san) 2017年8月14日
けどよく考えると、本当にいる機能はそのうちいくつ?
あればいいより、なくてもいい
シンプルな方が使いやすいから
結局、ミニマリズムは引き算が大事!
例えば洗剤も、衣類、食器、トイレ用など用途別になっていて、それを使うのが当たり前。
だけど「汚れを落とす」ことが目的ならば石鹸で充分なはず。
今ならオールインワンもありますし!
ちなみに『20代で隠居』では、重曹で基本的にOKな生活!
詳しくはコチラ!
まとめ
ミニマリズムとは、不要なものを引き算していくこと。
そしてそれは余裕を生み出し、残ったものをさらに輝かせます!
「ミニマリストの部屋づくり」ではそんな引き算の仕方を分かりやすく学べました。
節約術としても参考になる一冊なので、一読の価値アリです。