さざ波のような日々

ミニマムに変化しながら、ゆるく生きる

【書評】『ミニマリストの部屋づくり』は、ミニマリズムについて学べる入門書!ムダを減らして余裕を作れば楽に生きられるよ!

f:id:ooorinnposu:20170816221256j:image


こんにちは、おりんです。

おふみさんの『ミニマリストの部屋づくり』を読みました。

おふみさんの本はイラストが多く、漫画感覚でイメージしやすいと思います。


内容も一人暮らしさんや、主婦には嬉しい掃除のマメ知識盛りだくさん!
一家に一冊欲しくなる、そんな本でした。

 

ミニマリストの部屋づくり

ミニマリストの部屋づくり

 



内容紹介

chapter1ではモノの選び方、手放し方についてです。
衣類・家具・趣味用品など、モノごとに処分法やリサイクル法を紹介しています。



モノを持つ段階から、フィルターを通して厳選するクセを付けると、お気に入りに囲まれた生活ができると思いました。
ちなみに、僕はこの本で一日一捨を学びました。
ooorinnposu.hatenablog.com




chapter2ではさらに踏み込んで、収納法について触れています。
収納法はミニマリストでなくとも真似できる内容が満載!
今すぐにでも試したくなります!


chapter3では部屋の飾り方。
ミニマリスト部屋のガラリとしたイメージを崩す工夫が満載です。
スッキリとした部屋に、お気に入りを足していく。
個性の演出とともに、おしゃれに見えるポイントも勉強になります。
また掃除法や管理法まで、実用的な内容もバッチリ押さえられてます。


chapter4は習慣
日々の暮らしで意識していることを、モノに限らず紹介しています。
モーニングページも紹介されていました。
(※朝起きたら3ページ、頭に思い浮かんだことをなんでもいいから書き出す取り組み。脳をスッキリさせる効果がある。)


 

ミニマリストになるメリット

さて、ここでまずは「ミニマリスト」になることは、具体的にどんなメリットがあるか考えます。


まず、「ミニマリスト」とは「最小限主義者」のこと


っていうと最低限の生活をしていると誤解されがち。


大事なのは「自分にとっての」必要最低限
これを理解している者こそが、真にミニマリストだと思います。


それはつまり「足るを知ること」(またか!笑)

自分にとって必要なモノを残し、不要を削る
これはモノに限らず、人間関係にも言えます。 


これこそがミニマリストであり、基準となる「最小限」は本人次第です!


前置きが長くなりましたがメリットは
「ゆるく生きられること」



これに尽きると思います。



例えばこのツイート




自分にとって無駄が多いと、精神も時間も、お金まで奪われます。

ならばそれらを削る、そして必要なものにつぎ込んだ方が有意義!


余計なモノが減ると、時間に余裕が生まれます!
するとモノの管理から解放され、心にも余裕が生まれる
結果、その余裕は自分に向くんです! 



余裕のないカツカツな生活よりは、余裕のあるユルユルな生活の方がいいと思いませんか?


ゆるく考える

次は実践的な話に移ります。

まず、捨てるのも使うのも無理はしません。


捨てるのにはエネルギーがいります。


片付けがうまく行かない時もあるでしょう。
そういう時は無理に捨てません。


また気に入らないものを使うのもエネルギーがいるもの。
「せっかく買ったし」、「貰い物だから捨てるのは悪い」と思う時点で、本当にお気に入りではないので使っても心が踊りません。

無理に使ってるなと思ったら手放しましょう。


また、ただ効率化するだけじゃなく、ゆるさも残します。
それが「愛すべき不用品」


確かに生活には最低限あればいいです。
でも生活には不要だけど、「自分にとって大切なモノ」もあるはず


それは残します!
なぜなら、そこで残ったものこそが「自分を象徴するもの」なんじゃないでしょうか!


ただ捨てるのはミニマリストの本質ではありません。
減らす中に、いかに「自分にとってのお気に入り」を見つけられるか。
これが大事なのです!

 

代用する

本書では消耗品(靴下、タオルなど)の管理についても触れています。
だいたい何年周期で買い換えているかも載ってるので、参考にしてみてもいいと思います!


さて、中でも特に気になったのが代用
衣類を捨てる前に、雑巾替わりにしたりはよくやりますよね?



これってつまり、「モノ本来の機能に縛られなくていい」んだと思います。



柔軟に考えると他の使い方が見えてきます。
そうすれば、意外とそれ専用の品というものは不要だと気づけます。


そうすると、自然とモノを持つ数は減るんです!




結局、ミニマリズムは引き算が大事!
例えば洗剤も、衣類、食器、トイレ用など用途別になっていて、それを使うのが当たり前。

だけど「汚れを落とす」ことが目的ならば石鹸で充分なはず。
今ならオールインワンもありますし!


ちなみに『20代で隠居』では、重曹で基本的にOKな生活!
詳しくはコチラ! 

ooorinnposu.hatenablog.com



まとめ

ミニマリズムとは、不要なものを引き算していくこと。
そしてそれは余裕を生み出し、残ったものをさらに輝かせます!

「ミニマリストの部屋づくり」ではそんな引き算の仕方を分かりやすく学べました。
節約術としても参考になる一冊なので、一読の価値アリです。

 

ミニマリストの部屋づくり

ミニマリストの部屋づくり